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成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地
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Frutas de Chileチリフルーツが「エンリッチメント計画」に寄付 ジャイアントパンダ保護の公益活動を実践
2025-02-01
1月16日、成都にて、Frutas de Chileチリ果物輸出業協会と成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、「エンリッチメント計画」の寄付受納式を開催し、協力覚書に署名しました。成都市人民政府外事弁公室の姜斌主任、成都のチリ総領事であるホセ・ミゲル・ビジャル氏、及び四川省商務庁、四川省人民政府外事弁公室、四川省貿易促進委員会、四川省農業対外協力交流センターの関係者が出席し、署名式に立ち会いました。
Frutas de Chile（チリ果物輸出業協会）傘下のチリチェリー委員会は、ジャイアントパンダのエンリッチメントに資する施設や整備を豊かで充実させ、パンダにより自然に近い環境を提供するために、2025年に100万元相当の物資を寄付します。
現在世界で飼育されているジャイアントパンダは757頭まで増加しました。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、ジャイアントパンダの生息域外保護基地、科学繁殖研究基地、科学普及教育基地、文化観光基地として世界的に有名な施設であり、1987年に設立され、現在260頭のジャイアントパンダ個体群が飼育されています。
100万元贈呈 ジャイアントパンダ「エンリッチメント」プロジェクトを支援
記者が取材したところによりますと、チリが中国にチェリーなどの果物を輸出してから20年近くの歴史があり、チリ産のチェリーの90％以上が中国に輸出されています。感謝の気持ちを伝え、両国の関連分野の交流強化を目的に、チリ果物輸出業協会は中国の「国宝」であるジャイアントパンダの福祉と保護に貢献することにしました。
パンダは中国における最も重要な文化象徴の一つとされてきています。チェリーはチリの代表的な果物として、次第に中国の祝日の定番果物となっています。特に中国の春節期間中、チリ産のチェリーがその優れた食感、栄養価、祝日のアレゴリーで、消費者に大変好まれています。
チリ果物輸出業協会は、チリの新鮮な果物の生産者と輸出業者を代表する非営利団体です。協会の会員は、世界中の消費者に健康的で安全、そして満足度の高い製品を提供することに尽力しています。輸出される果物はチリの新鮮な果物輸出額の96％を占めています。
チリ果物輸出業協会傘下のチリチェリー委員会は、その会員メンバーの製品安全性と品質を非常に重視しています。チリ産のチェリーは、果樹園から食卓までの各段階において検査が行われ、手作業を減らす自動化システムによる洗浄、選別、包装を通じて、先進的なコールドチェーン物流と包装技術により鮮度を保ち、無農薬、無化学防腐剤、高品質を保証できます。
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の責任者は次のように述べました。「本日、チリ果物輸出業協会がジャイアントパンダエンリッチメントプロジェクトに寄付した100万元相当の木材は、本当に時宜を得たものです。パンダの居住環境やインタラクティブ施設をより豊かにし、パンダの生活により多くの福祉と楽しみをもたらすでしょう。」
Frutas de Chileチリ果物輸出業協会の会長であるイバン・マランビオ（Iván Marambio）氏は記者に対し、「チリの果物貿易がもたらすチャンスは、チリの果物産業にも中国の貿易にも大いに役立つものだと思います。中国の消費者がいなければ、すべてが実現できません。私たちは中国市場の開拓に力を入れ、中国の消費者に私たちの果物をアピールしています。中国に恩返しをするために、長期的な計画を立てていて、パンダ保護プロジェクトなどのような意義ある社会的責任を果たすプロジェクトに参加しています」と語りました。
注目してほしいのは、2025年の中国旧正月を迎えるにあたり、成都パンダ繁殖研究基地がチリ果物輸出業協会からの寄付を受けたことです。これが中国チリ両国人民の美しい友情を十分に示しています。
チリチェリー委員会の執行ディレクターであるクラウディア・ソレル（Claudia Soler）氏は次のように述べました。「今回の寄付活動は、この象徴的な種を保護するだけでなく、自然保全と持続可能で責任ある農業実践を推進することに関する双方の協力と共通認識を象徴するものです。中国はチリチェリーの主要な輸出先です。寄付を通じて人々のチリチェリーへの愛に恩返しすることは私たちにとって非常に重要です。パンダが健やかに成長し、たくさんの人から愛されるよう取り組んでいきたいです。」
