成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地
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アメリカで飼育されている「倫倫」(ルンルン)と「洋洋」(ヤンヤン)一家がまもなく帰国へ
2024-10-03

中国動物園協会はアメリカのアトランタ動物園と協力して、1999年からジャイアントパンダ保護研究プロジェクトを展開し、同年11月に成都パンダ繁殖研究基地のジャイアントパンダの「倫倫」と「洋洋」がアメリカのアトランタ動物園に到着し、25年にわたるジャイアントパンダ保護研究協力が始まりました。

協議によりますと、ジャイアントパンダの「倫倫」と「洋洋」そしてその間に生まれた双子は、早ければ北京時間の10月中旬に帰国し、その後、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で規定に従い隔離検疫が行われる予定です。中米双方は共同で輸送の保障や関連業務をしっかりと行い、「倫倫」と「洋洋」一家が無事に帰国し、新しい環境に馴染むことを確保します。

ジャイアントパンダの「倫倫」と「洋洋」は、アメリカ滞在中にきちんと世話をされていて、5回で7頭の赤ちゃんを生みました。中国と欧米のジャイアントパンダ国際繁殖協力において最高の成績を収めました。このうちの5頭はすでに帰国しています。現在、アメリカにいる4頭のジャイアントパンダの健康状態は良好です。

ジャイアントパンダは友情の使節として中米交流の促進において積極的な役割を果たしています。共同研究プロジェクトがスタートして以来、双方はジャイアントパンダの繁殖、行動、疾病の予防と治療、公衆教育などの分野で深い協力を展開し、実り多い成果を上げられました。ジャイアントパンダ保護研究技術のレベルを高め、ジャイアントパンダ保全事業の発展に重要な役割を果たしているだけではなく、中国動物園業界における保全教育の発展に強固な基盤を築いています。


 (報道は中国動物園協会秘書処より)

(出典:中国動物園協会)