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研究機構
 

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 1997年、中国計画委員会、中国科学技術部、四川省科学技術庁、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基金会と成都市計画委員会はパンダ基地に1100万元を援助し、国内初の絶滅危惧動物の保護研究実験室を設立し、2001年に四川大学で実験室の構築に関する協議書を締結しました。

 2001年12月、実験室は中国科学技術部と四川省科学技術庁に「絶滅危惧動物繁殖と保護遺伝子四川省重点実験室」と任命され、これで、パンダを中心にする絶滅野生動物の生息地外保護をめぐる科学研究機構が設立されました。

 2007年、実験室は「四川省絶滅野生動物保護生物学重点実験室-------省部共同建設の国家重点実験室育成基地」として認可されました。

 2011年、パンダ基地と全球科思基金会が共同で設立された「ジャイアントパンダ保護生物学国際研究センター」も基地で発足し、基地のパンダを対象にする科学研究は新段階に入ることを宣言しました。

 

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 研究センターは次の四つの部門からなっています:保護遺伝子学研究部;繁殖、生態研究部;科学技術管理部;情報技術部。

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 現在、実験室は遺伝子学、動物遺伝子育種と繁殖、獣医学、生態学などの多学科が含まれ、博士、修士を中心とする研究チームが構築されました。チームに、国家レベルの専門家、地方の抜群人材を含む中、上級の研究員は46人、客員研究員は30人。その中に、教授は12人(中国科学技術学院のアカデミー会員は一人、博士の指導教官は12人も含まれている)、副教授、副研究員7人、中級研究員27人、博士号の獲得者は24人です。

 近年来、基地はたくさんの技術者人材を育成したと同時に、国内外からレベルの高い技術人材を数多く取り入れることに力を入れています。2003年、パンダ基地は四川省人民政府に「四川省人材開発先進機構」と表彰され、更に中央政府の人事部に「ポスドク・ワークステーション」と授けられました。

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 研究分野は繁殖生物学、保護遺伝子学、胚胎工学、栄養学、生殖内分泌学、生態学などの何科目が含まれています。政府から重大な基礎研究の前期プロジェクトを三つ、政府の「十五」ハイテク研究プロジェクトを一つ引き受けたほか、また四川省と成都市のいくつの関連プロジェクトと、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基金会の研究プロジェクトを引き受けました。

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 「パンダDNA指紋探針開発及びDNA抽出方法の建立」は国家技術発明二等賞を受賞し、世界初でパンダのDNA指紋探針の合成に成功し、パンダの糞便と標本からパンダDNAの抽出方法を発見しました。

 「双子パンダの育児研究」は国家科学技術二等賞を受賞しました。世界初で双子パンダを成功に育て、赤ちゃんパンダの生存率を前世紀90年代前期の34%から後期の67%にアップしました。

 人工飼育パンダの人工授精技術の研究はパンダの生育率を11.2%アップしたから、2003年四川省科学技術三等賞を受賞しました。

 パンダの早期妊娠診断についての研究は、世界初でパンダの着床前妊娠診断を実現しました。人工授精の回数はこの研究成果で3.46回から1.46回に下げたから、2004年四川省科学技術三等賞を受賞しました。

 成都ジャイアントパンダ基地の研究員の主導で完成された「パンダの輪状ウイルスの診断と予防、治療研究」は2011年四川省科学技術二等賞を受賞しました。