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ジャイアントパンダ国家公園建設に向けた協定調印式が成都にて開催
 

 3月6日、四川省で「ジャイアントパンダ国家公園建設に向けた戦略協定プロジェクト」が正式に始動し、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)で協定調印式が行われました。調印式では、四川省の常務委員であり四川省ジャイアントパンダ国家公園体制施行事業推進チームの曲木史哈チーム長が挨拶されました。また、四川省人民政府の堯斯丹副省長、四川省人民政府の厳衛東副秘書長、成都市常務委員の左正氏も出席されました。
中国共産党第十九回全国代表大会で掲げられた目標と習近平総書記が一連のスピーチにて示した精神を確実に実現するため、ジャイアントパンダの国家公園建設予定地の住民に対する的確な貧困救済プロジェクトを推し進める必要があります。それを踏まえた上でジャイアントパンダ国家公園の建設を推進するため、四川省林業局と中国銀行株式会社四川省支店、四川省林業局と四川省赤十字社、成都パンダ基地とジャイアントパンダ国家公園建設範囲内の19の県(市と区)の人民政府との間で幾度も協議を重ねてきました。その結果、「優勢相補の考えで貧困者の救済を実施すること、公益の優先と保護を主体とすること、政府が指揮を執りながら、多方面からの労働力や物資を投入すること」を原則に、金銭面での援助、慈善活動、災害復興、地域社会教育、観光産業、生態文化の構築等の方法で国家公園建設予定地の生活困難者に対する支援を行うことで合意しました。中国銀行株式会社四川省支店は、2018年から2023年の5年間において、ジャイアントパンダ国家公園共同プロジェクトに100億元以上を融資する予定です。

 調印式において、曲木史哈氏は次のように述べられました。「ジャイアントパンダ国家公園建設範囲内の貧困民の救済は、同国家公園の建設の推進において欠かすことができません。貧困援助と脱貧困に向け力を合わせて行動に移すことは、良好な暮らしを構成するための原則であり、ニーズであると言えます。この度の戦略協定決議の締結および実施は、社会全体がジャイアントパンダや生態保護により積極的に関与するきっかけになり、人類と自然の共存の促進に繋がるでしょう。本日、調印署名をした双方が今後もそれぞれの使命と責任感を肝に銘じ、人々の希望に背くことなく、生態保護と金融、貧困援助、慈善事業とがそれぞれ発展できる新しいモデルとして模索し続けてほしいと考えています。ジャイアントパンダ国家公園の建設が、地球全体の生態保護と社会の発展の新しい模範となるよう願っています」

 四川省のジャイアントパンダ国家公園は、7つの市と自治州、19の県に及びます。同公園の総面積は200万ヘクタールに達し、公園敷地内の人口は17万余りにのぼります。また、四川省における生物多様性中国国家重点生態機能区の重点区域にあたり、長江上流の生態防壁の主要な構成部分でもあります。今後は、成都パンダ基地と19の県(市と区)とで協力しながらプラットホームを作り上げ、地域特有の産業の育成や生態教育、観光産業、文化面等の多様で的確な方法を用いて現地の貧困住民の脱貧困を目指します。成都パンダ基地は、国内外から多くの観光客が訪れるという利点を生かし、国家公園内に特徴的な売店や展示スペースを設ける予定です。

 調印式は、四川省人民政府の厳衛東副秘書長の司会で進められました。また、四川省人民政府の堯斯丹副省長と、成都市常務委員の左正氏とが共に、「ジャイアントパンダ国家公園貧困救済協力拠点」のプレートをお披露目しました。
 

ジャイアントパンダ国家公園建設の協定調印式
 

ジャイアントパンダ国家公園建設の協定調印式

四川省常務委員の曲木史哈氏の調印式における挨拶
 

調印式で司会を務めた四川省人民政府の厳衛東副秘書長
 

四川省林業局の賓軍宜副局長と中国銀行株式会社四川省支店の傅暁副支店長による「ジャイアントパンダ国家公園建設戦略共同協議」の調印の様子
 

四川省林業局の賓軍宜副局長と四川省赤十字社の袁波秘書長による「ジャイアントパンダ国家公園建設における人道的貧困救済戦略に向けた協力プロジェクト概要」の調印の様子
 

成都パンダ基地の張志和主任と四川省ジャイアントパンダ国家公園範囲内の19の県(市と区)の人民政府による「ジャイアントパンダ国家公園建設における貧困救済と社会区域教育の協力ガイドライン協議」の調印の様子

成都パンダ基地の張志和主任と四川省ジャイアントパンダ国家公園範囲内の19の県(市と区)の人民政府による「ジャイアントパンダ国家公園建設における貧困救助と社会区域教育の協力ガイドライン協議」の調印の様子
 

 

四川省人民政府の堯斯丹副省長と成都市常務委員の左正氏とが「ジャイアントパンダ国家公園貧困救済協力拠点」のプレートをお披露目