ホーム>イベント
「世界野生生物の日」 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で科学普及イベントを開催
 

  「世界野生生物の日に当たり、私は、皆さんに呼びかけたいことがあります。世界中の大型のネコ科動物や、高貴で、か弱い生物多様性がこれからもずっと存続できるよう、世界中の人々がさらに知識を深め、自ら進んで行動に移せるよう、微力ながら手助けがしたいのです。」
                                                                                                                                                             ——アントニオ・グテーレス国連事務総長
 

  3月3日は「第5回 世界野生生物の日」に当たり、今年のテーマは「大型ネコ科動物 絶滅の危機に瀕する捕食者たち」でした。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地も、いち早くこのイベントに賛同し、基地内の秘密探索館広場で、来園者に向けた科学普及イベントを開催しました。当イベントは、クイズ形式の関連知識の解説、ポスター展示、関連資料の配布、イベント写真のシェア、野生動物の塗り絵など盛りだくさんの内容でした。参加者らは、野生生物の保護知識を楽しみながら学んでいました。今回のイベントの目的は、より多くの人々に積極的に参加してもらい、身を持って体験することで、野生生物の違法な商取引を禁止し、野生生物資源を保護することにより、私たちの生活に欠かすことのできない自然環境の保護意識を高めることにあります。

  関連知識:
  大型ネコ科動物は認知度も高く、世界中で人気のある動物です。その生息地は、アフリカ、アジア、北米、中米および南米と、広範囲にわたります。大型ネコ科動物の定義として、ライオン、トラ、ヒョウ、ジャガーの、吠えることができる4種の最大ネコ科動物に加え、チーター、ユキヒョウ、ピューマ、ウンピョウなども、ここ近年では含まれるようになりました。そして、今日では、これらの魅力あふれる捕食者たちが、人類の様々な活動により、その存在が脅かされています。つまり、生息地の縮小と獲物の減少、人類との衝突、密猟や違法商取引などの原因により、大型ネコ科動物の生息数は、驚異的な速度で減少しているのです。例えば、過去100年間において、トラの生息数は95%減少しました。ライオンに至っては、わずか20年という年月で、その生息数は40%も減少してしまったのです。「ワシントン条約」において、全ての野生のネコ科動物は、付属書Ⅰ・Ⅱ類に属しています。この問題を解決しようと、世界中において様々な対策が採られています。