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成都パンダ基地で「第2回パンダ谷高山のツツジ会」を開催
 

 近日、四川省第2回自然観察季及び成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)第2回パンダ谷高山のツツジ会が、清らかな水と柔らかい新緑の山々に囲まれた都江堰市玉堂鎮のパンダ谷で正式に開幕しました。

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成都大熊猫繁育研究基地主任尹志东发表致辞.JPG

成都熊猫基地野放中心副主任李明喜宣读第二届高山杜鹃花会内容.JPG

市公园城市局副局长谢玉常致辞.JPG

四川林学会副理事长兼秘书长白斌致辞.JPG

熊猫少年自然云平台总经理张雪宣读自然观察季活动内容.jpg

 今回のパンダ谷高山のツツジ会のテーマは、「成都市を愛し、ユニバーシアードを応援しよう—パンダ谷で高山のツツジを鑑賞しよう」に決定しました。このイベントは、成都市立公園都市局が行う成都観光スポット巡りシリーズ「ユニバーシアードを応援しよう・アクション:花重錦官」(杜甫の詩「春夜喜雨」から錦官(成都の別名)に咲く雨を含んで重たげな花の意)の一つで、観光客はジャイアントパンダもツツジも同時に鑑賞することができます。

 高山のツツジは「花木の王様」と呼ばれ、ジャイアントパンダの生息地で代表的なコンパニオンプラントのひとつで、野生のジャイアントパンダがいるところにはどこでも高山のツツジが見られます。高山のツツジ会の会場であるパンダ谷は、パンダの生息地である邛崃山脈と岷山山脈を結ぶ重要なエリアに位置し、ジャイアントパンダ国立公園成都エリアに隣接しています。ここは、パンダの生存に適しているだけでなく、500 種以上の植物、20 種以上の獣、100 種以上の鳥、数え切れないほどの昆虫たちの生息地でもあります。成都パンダ基地は、パンダ谷の生態環境の利点を十分に発揮し、ここに生息するパンダたちの楽園だったかつての姿を再現するために、自然環境を積極的に復元し、中国科学院植物研究所華西亜高山植物園、成都市植物園(成都市公園都市植物科学研究所)とジャイアントパンダ国立公園都江堰管理保護ターミナルとの協力で、数年かけて40種以上の高山のツツジを科学的に導入し、栽培品種化して、地域の種の生態系をさらに豊かになりました。高山のツツジの海抜の低い場所への導入に関する研究にも有益な試みと貢献をしています。結果「パンダ谷・高山のツツジの山」の美しい景観も実現しました。

 第2回パンダ谷高山のツツジ会の開催成功により、来園者はジャイアントパンダと高山のツツジを同時に鑑賞できます。のびのびとしたパンダと美しい高山のツツジが新緑の中生息出来るのは、成都パンダ基地の科学的および生態学的研究に対する揺るぎない努力の結果であり、新時代の生態文明建設における革新的な成果でもあります。

 高山のツツジ会は3月19日から5月末まで続き、無数の珍しい高山のツツジがパンダ谷や中国科学院植物研究所華西亜高山植物園、ジャイアントパンダ国立公園都江堰管理保護ターミナルで次々と開花します。週末には郊外で国宝のジャイアントパンダやレッサーパンダと一緒に美しい景色を楽しみ、「自然観察大会―パンダ谷で咲く花」「ジャイアントパンダとツツジ」等のミッションカードを通じて「可愛いお隣さん」の存在を知って下さい。

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嘉宾一同种下寄托着期望的马缨杜鹃.JPG

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