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「2020年度 四川省絶滅危惧野生動物保護生物学重点実験室 ― 中央政府共同建設国家重点実験室育成基地学術委員会会議」が成都市で開催
 

 先日、「2020年度 四川省絶滅危惧野生動物保護生物学重点実験室 —— 中央政府共同建設国家重点実験室育成基地学術委員会会議」が成都市で開催されました。会議は、オンラインとオフライン上で同時に行われ、中国科学院と発展途上国科学院の両院で学士院会員を務める魏輔文氏、中国工程院学士院会員の夏咸柱氏など50名を超える委員が参加し、学術委員会主任の魏輔文氏が司会を務めました。

 四川省科学技術庁基礎研究所の豊偉所長は、実験室の質と管理レベルに対し高い要求を提出すると同時に、実験室の初代主任を務めた張志和氏の実験室の創設と発展に対する多大な貢献を高く評価しました。また、科学技術庁基礎研究所は実験室のプロジェクトや資金面におけるサポートを継続して行い、国家重点実験室の建設に役立てたいと話しました。

 実験室の侯蓉副主任は、2020年度の研究の進捗状況や各実績、ハードウェアとソフトウェアの整備とその運営と管理、また、今後の発展計画について報告を行いました。その後、四川大学の張修月教授と成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)の7名の中堅研究員により、ジャイアントパンダの繁殖、遺伝子保護、メタゲノム、病気の予防とコントロール、栄養、保護や野生復帰に向けた生態研究の進捗状況について報告がありました。

 学術委員会の委員らは2020年における実験室の業務状況に対し審議を行いました。審議の結果、2020年という特殊な年に成し遂げた成果を高く評価するとともに、研究の重点、研究成果の応用、人材の育成とチーム作り、対外開放と提携などの角度から実験室の発展に向けアドバイスをしました。また、張志和研究員の在任中における実験室の基盤づくりと発展に対する尽力を高く評価しました。

 『四川省における重点実験室の建設と運営管理方法』と『四川省における重点実験室の情報変更に関する業務サービスにまつわる指針』に基づき、魏輔文主任により学委会の委員らに重点実験室の主任の変更についての説明が行われ、成都パンダ基地実験室の新主任に侯蓉研究員を委託部門に推薦しました。出席した委員は全員一致で侯蓉研究員の業績を承認し、提案は採決されました。

 成都パンダ基地の呉永勝主任は代表で挨拶をしました。学士院会員の魏輔文氏や夏咸柱氏、および委員たちの長期に渡る成都パンダ基地と実験室に対する多大な支援に感謝を示すとともに、今後も初心を忘れず、科学技術の革新と難関攻略に引き続き注力して取り組み、ジャイアントパンダに関する科学研究をさらに掘り下げて取り組むと決意を新たにしました。また、これからも各指導者や専門家の指導と支援のもと、力を合わせて実験室のレベルの向上に努め、科学研究の発展を推し進めたいと希望を述べました。