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ジャイアントパンダ「小丫頭」(シャオヤートウ)がオスの双子を出産 2019年の末っ子が誕生
 

 2019年10月11日午後、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)の「小丫頭」がオスの双子を出産しました。双子の1頭目の赤ちゃんの体重は176.6g、2頭目の体重は131.4gでした。現在、母子共に健康です。

 「小丫頭」は、今年の春に発情期を迎え、交配した後、成都パンダ基地の「月の産室」に移されました。10月10日の夜、「小丫頭」が陰部を舐める行動が確認されました。翌日の11日午前には、陰部を頻繁に舐めるようになり、その他の出産直前の行動も現れ始めました。そして、午後1時57分に破水し、その1分後に1頭目を、午後4時35分に2頭目を出産しました。

 「小丫頭」は、2頭目を産むと、双子を同時に抱き上げて赤ちゃんの全身を舐め、その母性の強さをうかがわせていました。「小丫頭」にとっては、今回が4回目の出産です。2012年8月12日に「小喬」(シャオチャオ)、2015年7月26日に「小雅」(シャオヤー)と「小川」(シャオチュアン)、2017年7月26日に「小馨」(シャオシン)を出産していて、ベテランの母親パンダと言えます。

 今回、「小丫頭」の出産は10月と時期的にとても遅く、ここ10年においても成都パンダ基地で最も遅い出産となりました。そして、今回誕生した双子は、ここ10年来で唯一、お披露目会に間に合わなかった赤ちゃんでもあります。通常、ジャイアントパンダは春に発情期を迎え、初夏から秋に出産する動物です。妊娠期間は80~180日と、個体差があります。

 2019年10月12日現在、今年に入り、7頭のジャイアントパンダが計11頭の赤ちゃんを出産しています(成都パンダ基地の9頭、ドイツのベルリン動物園の2頭を含む)。現在、成都パンダ基地は計206頭のジャイアントパンダを保有しており、世界最大の飼育個体群を形成しています。