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“世界で最もかわいい公園”、「パンダプラネット」がいよいよ着工
 

  



 9月25日、成都市の「パンダプラネット、および成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の拡張工事」プロジェクトが正式に始動しました。四川省常務委員兼成都市委員会書記の範鋭平氏、四川省副省長の尭斯丹氏らが着工セレモニーに出席し、成都市委員会副書記兼市長の羅強氏が挨拶を述べました。

 羅強氏は挨拶の中で、「中国の国宝であるジャイアントパンダは、中国文化を象徴する存在です。中国共産党中央国務院をはじめ、四川省共産党委員会、四川省政府、成都市共産党委員会、成都市政府は、ジャイアントパンダの保護事業を重要視しています。中国の習近平国家主席が唱える生態文明思想に応えるべく四川省共産党委員会が掲げた“新たな発展理念を具現化した国の中心となるべき成都市と各経済的特徴を有した四川省の経済5区の構築、および発展と統一”、“四川省の各地方の役割に基づいた全面的な発展”の戦略の貫徹を図るため、ジャイアントパンダという資源を十分に発掘し、パンダ文化の発揚とパンダ産業の発展の目標に向かい、ジャイアントパンダの保護優先という理念のもと、パンダの故郷の構築に早急に取り掛かり、ジャイアントパンダの保護管理に着実に取り組みたい考えです。成都市は、ジャイアントパンダの研究に引き続き力を入れ、パンダプラネット・プロジェクトという文化観光としての役割をより強化し、科学研究や科学普及の機能やパンダ文化としての魅力をいっそう発掘し、人と動物、そして自然と都市の調和のとれた生命共同体としての模範を作り出そうとしています。今後は、関連機関やプロジェクトの責任者が、世界に照準を合わせた安全管理と品質管理の徹底や、高水準、高品質を維持し、法と規則に基づいた、効果的で秩序のある推進を目指していきます」と述べました。

 四川省林業草原局局長兼ジャイアントパンダ国家公園四川省管理局局長を務める劉宏葆氏は、着工セレモニーで「成都市は、ジャイアントパンダ国家公園体制の重要な試行区域にあたり、パンダ文化の観光業発展の牽引者的立場にあります。今後、成都市がこれを転機に、科学研究の最先端の領域に照準を合わせた重点課題の研究の強化と、高レベルの科学研究の成果を以てジャイアントパンダの保護事業を世界の最前線へと導いてほしいと願っています。ジャイアントパンダの生態観光と文化の創造産業を強固なものにし、ジャイアントパンダの故郷の魅力を世界に向けて示していきたいのです」と話しました。

 式典では、成都興城グループ党委員会書記兼代表取締役を務める任志能氏から建設プロジェクトの進捗状況について報告がありました。

 四川省住宅都市農村建設庁の張正紅庁長、四川省文化観光庁の戴允康庁長、市政府の苟正礼氏、左正氏、劉守成氏、劉玉泉氏、敬静氏、および市政府の周先毅秘書長らが着工セレモニーに出席しました。


 

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 成都市は、ジャイアントパンダの保護事業を中心とした、科学研究、教育普及、国際協力、観光やレジャー、文化の創造、アウトドアやスポーツなどの要素が盛り込まれた、ジャイアントパンダの生態的価値や文化的価値を含む、住み心地に優れた美しい公園都市「ジャイアントパンダの都」の建設を予定しています。

 

 

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 「ジャイアントパンダの都」は ①パンダプラネット・エリア(北湖地区) ②パンダの故郷エリア(都江堰地区) ③パンダの窓エリア(龍泉山地区)の3つの区域が含まれ、総面積は69㎢に達する予定です。


 

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 「パンダプラネット」は、成都市東北部北湖地区の「ジャイアントパンダの都」内の、成華区、新都区、金牛区の3区を跨いだ場所に建設予定です。建設予定地は、北は都市環状高速道路(四環路)、東は成金青快速道路、西は川陝路、南は三環路にまで及び、その総敷地面積は35㎢に達します。


 

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 「パンダプラネット」とは、四川省の文化に基づき、科学研究を応用したジャイアントパンダの保護を基本方針としたジャイアントパンダのIP資源の全面的な開発を目指すプロジェクトを指します。

 「パンダプラネット」は“1+N+X”の空間的結合から構成されます。

 ■1=プロジェクトの中心、すなわち成都パンダ基地の拡張工事プロジェクト

 ■N=パンダ村、フリーガーデン、ドリームガーデンなどの観光における消費場面の構築

 ■X=エリア内の基礎付帯設備の完備、および「パンダプラネット」という世界レベルのIP資源の構築

 「パンダプラネット」は、「パンダ+芸術」、「パンダ+文化の創造」、「パンダ+遊歩道」、「パンダ+パフォーマンス」、「パンダ+グルメ」、「パンダ+研究や学問」など、パンダ文化を主要テーマにした幅広いジャンルの新しい観光商品の開発を計画しています。そして、成都パンダ基地の混雑解消を効率的に図り、ジャイアントパンダをテーマにした新たな消費シーンを作り出します。

 「パンダプラネット」は、科学研究を応用したジャイアントパンダの保護、教育普及、文化の創造が集約された生態型国際観光地になる予定で、2035年までの予想総入園者数は1500万人に達します。


 

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 パンダの故郷エリアは、都江堰市に位置します。その敷地は、北は玉堂鎮白馬コミュニティと水泉コミュニティの境界となる稜線、東は山を囲む観光ルート、南は中興鎮石孟江河の沿線、西は玉堂鎮と中興鎮の海抜1200mの稜線に及び、予定総敷地面積は23㎢に達します。

 パンダの故郷エリア建設の目的として、開発規模の管理、森林地域の復興、地形景観の構成の強化、低リスクの交通手段の確立、核心となるプロジェクトの発案などを通じた、ジャイアントパンダの野生復帰を最大の特徴とした自然生態公園と投入型リゾート地の開発が挙げられます。


 

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 パンダの窓エリアは、高新東区と簡陽の境界にある、天府植物園内に建設予定です。南端はオリンピックスポーツシティの中心エリアに接し、西はオリンピック山地スポーツエリア、北は成自瀘城市鉄道、東は成都第二環状都市高速道に面し、その総面積は11㎢に達する予定です。


 

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 成都パンダ基地は、「パンダプラネット」プロジェクトの核心ともいうべき施設です。

 拡張工事を経た成都パンダ基地の総敷地面積は2.3㎢に達する予定です。世界最大級のジャイアントパンダ保護のモデル機関として、人と動物とが素晴らしい時間を共有できる場所となることでしょう。

 エリア内では、180頭のジャイアントパンダ、レッサーパンダ、キンシコウなどの動物の飼育が可能になります。自然体の動物、のびのびと楽しむ来園者、業務に勤しむスタッフを有する、中国国内で最も優れた動物の保護基地を目指します。