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成都パンダ基地は、科学研究に力を入れて取り組んでいます!
 

 2019年3月から5月にかけて、四川省科学技術庁による四川省重点実験室の5年毎の定期審査会が行われました。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)の実験室では、ここ5年来の成果について整理と総括を行い、定期審査会に向けて準備を進めてきました。今回の審査会は、初期審査、現場視察、総合評定の3段階で審査が行われました。

 そして、先日、四川省科学技術庁により定期審査会の結果が発表され、成都パンダ基地と四川大学によって設立された四川省絶滅危惧野生動物保護生物学重点実験室は、めでたく入選を果たしました!

 審査の結果、四川省絶滅危惧野生動物保護生物学重点実験室は、中央政府共同建設国家重点実験室育成基地の「優」の評価を得て、四川省にある全21カ所の重点実験室のうちの4大優秀実験室の1つに選ばれました。

 ここで、成都パンダ基地の実験室について紹介します。

 成都パンダ基地の実験室は1997年に中国国家計画委員会、四川省計画委員会、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基金会の支援の下、設立されました。

 2001年12月、「絶滅危惧動物の繁殖、および遺伝子保護の四川省重点実験室」として正式に承認されました。

 その後、2003年には「ポストドクター科学研究ワークステーション」が設けられました。

 2007年、「四川省絶滅危惧野生動物保護生物学重点実験室」として承認されました。

 2018年には、「学士院会員ワークステーション」を発足しました。

 四川省絶滅危惧野生動物保護生物学重点実験室は、ジャイアントパンダの域内保全と域外保全の需要と実験室の利点に基づき、①ジャイアントパンダの国家公園での保護と管理 ②ジャイアントパンダの飼育と繁殖 ③遺伝資源と個体群の保護 ④重大疾病の予防とコントロール の4つの分野の研究に注力しています。

 実験室には84名のスタッフが在籍しています。10万元以上の実験設備を48台有しており、その総額は1000万元以上に上ります。現在までに、実験室が収めた科学研究の成果は70項目以上です。その内訳には、国クラスの科学技術成果が14項目、省・部クラスが26項目、市クラスが32項目含まれます。中国国内外の著名な機関紙では400篇余りの論文が発表され、国家レベルの特許を32項目取得しています。

 今後も、わが実験室は、中国や各地方の絶滅危惧野生動物の保護のニーズに応じられるよう邁進していきます。そして、中国国内の機関をリードし、世界においても先進的な科学研究のプラットホームと人材育成の基地を築き上げ、中国の生物多様性保護と生態系の安全に科学的なサポートを提供できるよう努めていきます。