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第9期ボランティア研修会が成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地にて開催
 

 先日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)の第9期ボランティアの募集および研修会が無事に終了しました。2019年4月から1か月にもおよぶオンラインや現地での募集、研修会、総合テストなどを経た結果、45名が成都パンダ基地のボランティアのファミリーに新たに加わりました。彼らの加入により、成都パンダ基地の科学普及事業に新たなエネルギーが注ぎ込まれ、科学普及ボランティアのグループのさらなる発展へと繋がることでしょう。

 例年通り、今期のボランティア要員もオンラインと現地の2種類の形式で募集をかけました。オンライン形式は、応募者のエントリーシートで選考が行われ、その後、入選者に対して電話面接が行われました。現地募集形式として、成都パンダ基地の科学普及教育スタッフが成都理工大学に赴き、募集会を行いました。募集会当日には100名余りの学生が参加し、講習を受けた後、面接を受けました。

 審査の結果、入選を果たした48名が5月11、12日の2日間、成都パンダ基地で行われた研修会に参加しました。2日間の研修会では、成都パンダ基地および基地の科学普及部の紹介から始まり、ボランティアの仕事内容の説明、ジャイアントパンダやレッサーパンダの基礎知識、動物の行動と感情、ジャイアントパンダの飼育管理とエンリッチメント、そして解説におけるテクニックなど、環境保護および動物保護などに関する全面的な知識を教わっていました。また、ボランティアの先輩から実体験や解説のテクニックなども教わっていました。研修の2日目には、いくつかのグループに分かれ、スタッフの引率の元、成都パンダ基地を見学しました。その後、各普及活動拠点や解説エリアで解説テストを行い、スタッフからの評価や指導を受けていました。

 研修会の後、筆記試験と面接での審査が行われました。面接には、解説テストと臨機応変能力テストが含まれます。前者は、新人の基礎解説能力と関連知識の深さが問われます。後者は、緊急の事態にも対応できる臨機応変レベルを見極め、同様に来園者に対するサービスレベルをはかり知るためのものです。

 審査の結果、第9期ボランティアの入選者たちは優れた成績を収めていました。そして、最終的に45名がボランティアに任命されました。今後、数か月におよぶ実習を終えた後、正式に成都パンダ基地のボランティアメンバーに加入することになります。

 2015年から始まった成都パンダ基地のボランティアプロジェクトは今年で5年目を迎え、発足以来、ジャイアントパンダを通じた保護普及教育活動や関連事業に注力してきました。これまで、ボランティアたちは科学普及教育の第一線で活躍し、科学普及に関する解説、各イベントなどのサポートを担い、成都パンダ基地の科学普及事業には欠かすことのできない存在と言えます。現在まで、成都パンダ基地では計9回のボランティア研修会が行われ、その参加者は計450名以上に達します。現在、成都パンダ基地には165名のボランティアが在籍しています。

 第9期ボランティアの皆さん、成都パンダ基地のボランティアファミリーへ、ようこそ!今後は、メンバーの一員として、活動の中で多くを収穫し、成都パンダ基地のイメージ向上のため貢献してくれると信じています。皆さんの協力があれば、ジャイアントパンダの保護事業の未来はきっと明るいものでしょう。

 

 


成都理工大学での募集会の様子


スタッフと交流する応募者


成都パンダ基地の第9期ボランティアたち





研修会の様子


先輩ボランティアの体験談に耳を傾ける入選者たち





筆記試験


解説テスト