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ニューヨーク市立大学ハンター校のJoshua Plotnik博士 成都パンダ基地で動物の認知と行動学に関する学術報告を行う
 

 先日、アメリカ・ニューヨーク市立大学ハンター校のJoshua Plotnik博士を成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)にお招きし、座談会を開催しました。Plotnik博士により「動物の思考の理解方法とその野生動物の保護事業への応用」と題した研究報告が行われ、成都パンダ基地の科学研究スタッフや科学普及スタッフらが参加しました。

 Plotnik博士は、比較心理学や保護行動学を専門に研究しており、2005年からタイでゾウの知力や認知力に関する研究を始めました。この度の報告の中でPlotnik博士は、動物の自己認知や協調性、物事の公正判断能力や数の概念など、動物の認知に関する詳細な研究結果を説明しました。Plotnik博士は、「あらゆる動物は、ヒトとは異なった感覚器官を用いて自分たちの周りの世界を感知しています。動物の立場に立って世界を知ることで、ヒトと野生動物の間に存在する衝突や矛盾を和らげることができ、野生動物の保護事業の促進に大きな作用をもたらすのです」と述べられました。
 報告の終わりには、成都パンダ基地の研究スタッフらがPlotnik博士と共に今後予定されている共同研究内容についてディスカッションを行い、交流を深めました。
 今回の座談会を通じて、成都パンダ基地が展開するジャイアントパンダなどの絶滅危惧動物の行動学の研究に新たな道筋がもたらされました。ジャイアントパンダの行動研究の結果をその保護事業に応用するための基盤が築かれたことにより、今後さらにジャイアントパンダの保護が推し進められていくことでしょう。
 
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