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成都パンダ基地で出産ラッシュ始まる! 2018 FIFA ワールドカップでは連日ゴールが決まる
 

 

  2018年6月16日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)のジャイアントパンダ「科琳」(クーリン)がオスの赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんの体重は161gで、母子共に健康です。2018 FIFA ワールドカップでは、連日ゴールが決まる中、成都パンダ基地では出産ラッシュが始まり、ワールドカップに花を添えています。
 今回、「科琳」の出産は長丁場で、6月16日の午後12時20分に破水すると、午後5時53分にようやく1頭の赤ちゃんを産みました。飼育員によると、赤ちゃんの体格は良く、よく響く大きな声で鳴いているそうです。「科琳」は母性も強く、赤ちゃんを抱き上げ、身体をよく舐めてあげています。
 「科琳」は、「AV(アダルトビデオ)を観たジャイアントパンダ」としてセンセーションを巻き起こし、その名を世界に轟かせました。2013年、「科琳」とオスの「勇勇」(ヨンヨン)とで自然交配を試みましたが、当時経験が無かった「科琳」は「勇勇」の求愛に応えることができませんでした。そこで、成都パンダ基地のスタッフは、ジャイアントパンダの自然交配の映像を「科琳」に見せることにしたのです。すると、驚いたことに、「科琳」は映像から交配の仕方を習得し、見事に自然交配を成功してみせたのでした。この出来事は世界を驚かせ、「科琳」は一躍、世界中の注目を浴び、正真正銘の「ジャイアントパンダ界のスター」になりました。2013年末には、その科学普及的要素とニュースとしての価値が評価され、「成都のジャイアントパンダ“科琳”、AVを鑑賞」と題した写真が雑誌『TIME』の「2013年度 世界が最も驚いた写真」に選ばれました。そして2015年、「科琳」は他のメスのパンダに先駆け、その年の世界初となる双子を見事に出産しました。その後、成都パンダ基地は全世界に向けて双子の名前を募集し、その結果、「奥林匹亜」(オリンピア)、「福娃」(フーワー)と名付けられました。また、偶然にも、この名前は国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が投じた案と一緒でした。双子の名前には、中国でオリンピック精神がしっかりと根付き、大きく発揚する他にも、中国国民に多くの楽しみと幸せが訪れるようにとの願いが込められています。こうして、成都のジャイアントパンダとオリンピックとの間に再び深い縁が結ばれました。今年の6月に入り、ワールドカップでは連日、白熱した試合が展開されています。一方、成都パンダ基地ではジャイアントパンダの出産ラッシュに突入し、ワールドカップに花を添えています。
長年にわたり、成都パンダ基地のジャイアントパンダとオリンピック、アジア競技大会、ワールドカップなどのワールドクラスのスポーツイベントとの間には断つことのできない深い結びつきが生まれました。世界中の注目を浴びる各スポーツイベント同様、より多くの人々が成都パンダ基地のジャイアントパンダに関心を持ち、種の保護に繋げていってほしいと考えています。そして、ジャイアントパンダたちが、スポーツ選手たちのように力強く健やかな成長を遂げることを望んでやみません。