ホーム>最新ニュース
「守ろう!自然の奇跡 ― ジャイアントパンダ」 2018年の新作公益映画が公開
 

 

 先日、コンサベーション・インターナショナルと成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)とが共同制作したVR(ヴァーチャルリアリティ)ムービー「守ろう!自然の奇跡 ― ジャイアントパンダ」中国語版が成都パンダ基地の公式サイト上で公開されました。中国語のナレーションは、有名女優の湯唯さんが務めています。VR技術がもたらす最高峰の映像と音楽、そして湯唯さんの優しく滑らかなナレーションにより、視聴者は瞬く間に“ジャイアントパンダの世界”にいざなわれることでしょう。

 「彼らの未来は、私たちにかかっています」 ジャイアントパンダの保護を呼びかける湯唯さん

 ジャイアントパンダは、地球上で最も代表的な種の1つで、かつては絶滅の危機に瀕し、その生存が危ぶまれたこともありました。今回の映画の監督兼制作者であるAmi Vitale氏はこう話します。「1990年における地球上の野生のジャイアントパンダの生息数は、わずか約1100頭で、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにも絶滅危惧種として登録されていました。しかし、ジャイアントパンダの守護者たちは、諦めることは決してしませんでした。成都パンダ基地では、科学者たちや管理者たちが彼らの生存に必要不可欠な条件が揃った“ジャイアントパンダの故郷”の開拓に努めるだけではなく、ジャイアントパンダの繁殖・育成に積極的に取り組んできました。常に初心を忘れず、彼らの繁栄と生存のため絶え間ない努力を続けてきたのです」

 もちろん、繁殖上の難題を克服しただけでは、まだまだ十分とは言えません。湯唯さんは、劇中のナレーションでもこう話しています。「彼らの快適な環境を守り、彼らに元の生息地を返すこと。それこそが真の保護と言えるのです」この“保護の道のり”は、任務も重く生半可なものではありません。しかし、湯さんはさらにこう付け加えます。「大自然にチャンスを与えることで、奇跡は起こるのです」インタビューの際、湯さんの言葉の端々にジャイアントパンダの赤ちゃんへの愛情が感じられ、より多くの人々がジャイアントパンダに関心を持ち、共に自然の奇跡を守る輪の中に加わってほしいと話されていました。

 コンサベーション・インターナショナルと成都パンダ基地とが手を取り合い「自然の奇跡」を守り続ける

 成都パンダ基地は、中国政府がジャイアントパンダをはじめとする絶滅危惧種の域外保全プロジェクトを目的とし設立された研究機関の1つです。ジャイアントパンダの科学研究を応用した繁殖・育成、自然保護教育、教育観光事業、パンダブランドの創設などを一体化させたジャイアントパンダ等の絶滅危惧種の保護・研究施設として、中国にとどまらず世界に名を馳せています。今回、コンサベーション・インターナショナルと監督のAmi Vitale氏が共同で制作した「守ろう!自然の奇跡 ― ジャイアントパンダ」は、自然の奇跡であるジャイアントパンダと我々の生活に欠かせない大自然の保護を呼び掛ける全世界に向けた招待状と言えるでしょう。

 監督のAmi Vitale氏はインタビューでこう話しました。「中国政府を始め世界各地における努力により、ジャイアントパンダの個体群は増加の傾向を示しています。2016年には、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト上におけるジャイアントパンダの絶滅危惧レベルは、絶滅危惧種から危急種に引き下げられました。中国におけるジャイアントパンダの保護事業は、“国宝”である重責を負うだけではなく、さらには長江流域の生物多様性と生態系の安全にも関係してきます。ジャイアントパンダと人類の繁栄は、大自然の存在無くしては語ることができません。自然を守るということは、我々人類を守るということでもあるのです」
 映画「守ろう!自然の奇跡 ― ジャイアントパンダ」は公開中です。皆さんを大自然へ招待します。湯唯さんと一緒に“ジャイアントパンダの世界”を探索しましょう。