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「酸素バー」を楽しむジャイアントパンダ パンダ谷では台の上で雪を満喫
 

——2018年都江堰中華パンダ谷の初

 

 「瑞雪(ずいせつ)は豊年のしるし」と言われます。2018年1月8日早朝、都江堰で初雪が観測されました。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、パンダ基地)の都江堰繁殖野生復帰研究センターの中華パンダ谷は、雪化粧をまとい、とても美しい景色が広がっていました。盆地のため、雪が滅多に降らない成都にとって、この雪は、新年の大きな贈り物と言えるでしょう。湿度が高く、寒冷な気候を好むジャイアントパンダたちも、このサプライズに大喜びし、パンダ谷に降り積もった雪の上で思う存分はしゃぎまわり、雪を満喫していました。

 

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 中華パンダ谷は、都江堰玉堂鎮に位置します。敷地面積は2004ムー(1ムー=666.7㎡に相当)で、10頭余りのジャイアントパンダが暮らしています。この地域の空気は非常に良質で、マイナスイオン1340/㎤が含まれています。また、PM2.5指数は19で、湿度は97.9%に達し、麗しい景色として名高い、天然の「酸素バー」と言えます。中華パンダ谷は、周りを山々に囲まれ、水源も豊富で、青々と茂った木々や香る花々の間から聞こえる鳥のさえずりなど、恵まれた自然を有し、地理的に優れています。ここで暮らすジャイアントパンダたちは、自分専用の「別荘」と「プライベートガーデン」を持っています。高さの異なる木の台、おもちゃのボールやかご、自由に木登りができる大木など、多種多様なエンリッチメントにより、ジャイアントパンダの様々な行動を引き出すことが可能です。これも、パンダ基地の動物愛護の精神と動物が本来持っている生態を尊重する考えを体現していると言えます。
 
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 今後、中華パンダ谷は、域外保全と域内保全との架け橋となり、人と自然とが均衡的発展を遂げるための持続可能な保護モデルの新しいプラットフォームになることでしょう。
 
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 背景のリンク:なぜ、ジャイアントパンダは雪が好きなのですか?
 ジャイアントパンダは、中国の長江上流の標高2600~3500mの高山の竹林に生息しています。彼らの生息地は、一年を通じて空気が薄く、雲霧が立ち込めています。そして、気温は20℃を下回り、湿度は常に80%を越えます。ジャイアントパンダは、寒さに強く、冬眠もしません。ジャイアントパンダの被毛は、比較的太く、その内側には分厚い海綿小胞髄質層が存在し、保温に役立ちます。また、被毛は大変厚く、その表面は油分に富んでいます。つまり、ジャイアントパンダは、良好な保温効果と除湿作用を兼ね備えた「毛皮のコート」をまとっていると言えるのです。